若葉台地区総合防災訓練
 9月23日若葉台地区公民館周辺で、地区住民約100人が参加して総合防災訓練が行われた。
 今回は大地震発生直後に緊急に対処しなければならない『初期消火活動と倒壊家屋からの人命救助活動に重点を置いて取り組んだ。また自衛消防団、警備部、避難救急部、調達部、情報連絡部の役割と連携を確認した。 参加者はまず最初に日赤鳥取県支部によるAEDを使った救急・蘇生法の講習を受けた。 11時20分サイレンが響きわたるなか大地震発生直後の初期消火訓練と倒壊家屋からの人命救助訓練がスタート。消火器による初期消火、若葉台南六丁目レスキュー隊によるメールを使った緊急召集及びポンプ搬送・放水訓練、そして小学生を含めた70人が参加してのバケツリレーが行われた。続いて倒壊家屋からの人命救助訓練。まず防災倉庫備え付けのジャッキで梁を持ち上げ、空間を作った。そして負傷者を救出。担架で救護所まで搬送し地区在住の医師に引き継いだ。アトラクションとして起震車で震度7を体験。また初めて行った若葉台地区自衛消防団南・北対抗のポンプ操法競争は北分団が制した。最後は小型動力ポンプ3台による一斉放水。参加者は炊き出し訓練で作ったおにぎりと豚汁をほうばりながら防災に対する決意を新たにしていた。今回は『若葉台地区は我々で守る』といった行政に頼らない自主防災の根幹に沿った内容の訓練になった。  (若葉台地区自衛消防団長)
救急・蘇生法 初期消火訓練 バケツリレー訓練
ジャッキを使った救出訓練 自衛消防団による救出訓練 自衛消防団による救出訓練
対策本部救護所収容 南・北対抗を制した北分団 健闘した南分団
南六レスキュー隊 炊き出し訓練 起震車体験


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