. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第76講
■ 今日の「井戸掘り」
「こうして彼らが知りますように。その名、主であるあなただけが、全地の上にいますいと高き方であることを。」 詩篇83:1〜18
■ 井戸を掘りましょう:
この詩篇の作者・アサフは、自分の国に対して敵対する者たちを、「あなたの敵ども」と表現しています。イスラエルに刃向かう者どもは、単に、イスラエルと言う民族を敵にするのではなく、その背後にある主である神を敵に回すのです。彼らは「あなた」、主なる神を「憎む者ども」です。
そのような国々は、イスラエルの周辺諸国「エドムとイシュマエル人」、「モアブとハガル人」、「ケバルとアンモン、それにアマレク」、「ツロの住民とペリシテ人」です。「アッシリヤも彼らに組した」とあります。これは、正に、現代のイスラエル・パレスチナ問題です。過激なパレスチナ人は、イスラエルの国家としての存続を認めないのです。「彼らは言っています。『彼らの牧場をわれわれのものとしようと』と」(12節)。
詩篇の作者は、「わが神よ。彼らを吹きころがされる枯れあざみのように、風の前の、わらのようにしてください」と祈り求めでいます。自分たちの国の平安・安全を求めるだけではなく、「こうして彼らが知りますように。その名、主であるあなただけが、全地の上にいますいと高き方であることを」と願っているのです。