「永久歯種欠如少年発生」は人類への重大警告
先般、テレビで永久歯の種の欠如した小学生の事を報道していた。それによると、10人に1人くらいあるらしい。成人になっても歯が生えない、慄然とする事態である。
私は、医者でも人類学者でもないが、この話を聴いて、慄然とした。
正に来るべきものが来たの感がある。
この話が世界で日本人が最初であるとしたら、
それは、清潔好きの日本人に原因があると直感した。
一口で申せば「薬漬け」がその遠因であるのではないかと直観し洞察するのである。
薬と申したが、薬には、農薬から抗生物質から、多くの食品加工食品に日常茶飯事に投入されているもの、
或は、DNA組み換え食品とかが戦後格段に摂取されて、蓄積されてきて、累積し、遂に人間の遺伝子に及んでいるのではないかと直観するのである。
そうとしか考えられないのである。
最大の敵は、加工食品ではなかろうか。
不自然な食品を食べ過ぎているのである。
また、簡単に服用する風邪薬、抗生薬も該当しよう。
私は、あらゆる加工食品に投入されている薬剤等々を連想する。
コメとて例外ではないかも知れない。除草もしないで農薬漬けのコメを食べているのである。
長年の間に、これらにより人体に累積されて遺伝子が変容してしまい、永久歯の種の欠けた子供ができたのではないかと。
食べ物が余りに人工的過ぎるのである。
見た目を重んじるばかりの食品。
日本人、否、人類は「自然に還らなくてはならぬ」のである。
人間にとって最大の薬は「自然のままの食べ物」なのである。
余りにも人工的な食品に重大な反省が無ければ、日本人種そのものも衰滅するのは必定ではないか。
平成24年元旦
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典