8.       崇神天皇陵東南 その一

玉かぎる夕さり来れば 猟人(かりゅうど)

       ()(つき)(たけ)に霞たなびく

        作者不詳 万葉集 巻10-1816

  夕方になってくると狩人の山・弓月が嶽に霞みがたなびいて来た。