8.       山辺道道標付近 その二

  ぬばたまの(よる)さり来れば巻向の

      川音高しあらしかも()

         柿本人麻呂 万葉集 巻7-1101

   夜になってくると近くの巻向川の川音がとりわけ高くなってきた。山の嵐が激しくなっているのだろうか。