1月17日 午後十一時
毎日の生活規則です。午後十一時を過ぎますと、暦の上では翌日になるので、十一時が夜分といって境です。これは生涯の大きなはかりごとであって、倦んだから、疲れたから、腹がいっぱいだからと言って、この規則・習慣を破ってはいけない。しかし病気のときや、友人と旅行して一緒に寝る場合は例外と考えて宜しい。ゆったりと迫らず、みちたりたようないい気持ちで精力も無駄遣いせず、心の中の最も奥深い本質的なところ(神)を養い、病苦をつくったり、身体を傷つけてはならない。これが終身の大謀であります。
先哲講座