民主党、これでは国政担当「不合格」 

民主党の大会が終わった、所感を述べる。 

@まず、幹部三人の CM、センス極悪、船長が「舵」を離した。これは致命的、無責任な民主党をよく描写している。現場を知らぬ、甘い、厳しさの欠ける民主党を如実に示している。

A無責任と言えば、小沢党首であろう。党首だけに、見て見ぬ振りはできない。本会議欠席の常習者であったこと、これは国民として断じて許しがたい。そのような無責任者が、政権を取るなどと言うのは国民を愚弄するものである。

B政権交代をして、具体的に何をするのか、全く見えない。それで、与野党逆転を狙うなどとは、遊び感覚ではないか。国民に対して不誠実である。

C小沢党首は、憲法改正の「国民投票法案」に曖昧である。社民党とか共産党のような社会主義政党の野党共闘のため曖昧にするとは、日本国の政権を一任できない、無責任政党であることの証左である。

D年金改革問題で、納得できる財源問題を隠したままで説得力を欠き国民を選挙の為に騙すものであり卑怯極まりない。
E小沢党首の資金管理団体の超多額の事務所費四億一千五百万円は途方の無いもので、説明は道義的に国民を納得させていない。

F民主党は、自治労や、日教組を支持基盤とするもので、到底、国民政党とは言えない。このように民主党に政権はおろか多数の議席を与えることは日本国にとり極めて危険極まりない。

G最終的には賛成に回ったが、当初は審議拒否した、教育基本法案、防衛省昇格法案の態度など、一国の重要政党としてあるまじき事であり、とうてい政権政党の資格が決定的に欠けている。

H選挙対策だけの民主党であり、あらゆる観点で不誠実、且つ大きな弱点があり、政権党としては実に不安が多すぎる。

I対決姿勢だけでは、昔の社会党や社民党、共産党と同様である。これでは国民の信頼は得られまい。

J小沢党首の体調は責任者として不適格、鳩山幹事長の経験不足、菅直人の人格・人物の下劣さ、三人とも使い古しの雑巾のようで魅力に欠ける。 

民主党の三文芝居に騙されないようにしよう。まあ、あのお粗末なコマーシャルは民主党そのものの内実を天下の公開したようなものだが。 

これが野党第一党だから、安倍自民党に安定して貰わなくてはならぬ。

このような民主党に議席を多数与えては日本が危険に曝される。 

平成19年1月17日 

徳永日本学研究所 代表 徳永圀典