朝鮮総連からの寄付裏金処理、民主党、どうする!
参議院と言えば、私は無くてもいいと思っている。良識の府の筈だから黙認してきた。
だが、政府を批判する民主党出身副議長の角田議員が、事もあろうに、1月18日の読売新聞によると、「朝鮮総連からの寄付」を裏金処理をしていた。これは重大極まりない。
民主党の発言は全て聴く必要がないとまで言える事態である。
この一事で、民主党には国政を一任できない政党であることが、一段と明白になった。
党首の小沢一郎も事務所費に四億円の納得できないものもある。どうする、民主党よ。解党して出直すべき重大な問題である。
毎日新聞1月16日の報道を引用する。
角田参院副議長:陣営が寄付2517万円を「裏金処理」
参院の角田義一副議長(群馬選挙区)が3選を果たした01年夏の参院選で、民主党群馬県連などでつくる総合選挙対策本部に「陣中見舞い」などとして寄付された個人・団体献金計約2517万円が、同県連や角田氏らの政治資金収支報告書に記載されていないことが16日、分かった。毎日新聞は寄付を記した裏帳簿を入手。中には寄付を受けることが禁止されている外国人団体も記載されていた。当時の会計担当者は裏帳簿作成と報告書などへの未記載を認め「指示を受けて作成した。すべて裏金として処理された」と話しており、政治資金規正法などに抵触する可能性がある。
裏帳簿などによると、角田氏の総合選対本部は参院選前後の01年5月〜8月、企業・団体約90団体、個人約130人から献金を受けた。しかし、当時、角田氏が代表を務めていた民主党県連と党群馬県参院選挙区第1総支部、角田氏の資金管理団体や後援会などいずれの報告書にも献金の記載はなかった。政治資金規正法は政党や政治家の資金管理団体などが献金を受けた場合、政治資金収支報告書への記載を義務付けている。また、公職選挙法は選挙に伴う寄付を選挙運動費用収支報告書に記載するよう義務付けている。当時の会計担当者はこれらの報告書作成を担当していたという。
帳簿に記載されている主な団体は、連合群馬(
一方、連合群馬と県教職員組合は「担当者が不在でコメントできない」とし、社民党県連は「当時の資料がなく分からない」と話している。在日本朝鮮群馬県商工会は「事実関係は分からない」としている。
民主党群馬県連では、昨年1月から角田氏、富岡由紀夫参院議員(群馬選挙区、04年初当選)の政治献金を巡って報告書の記載漏れが相次ぎ、県連幹部が引責辞任する事態に発展していた。
角田氏は89年に社会党(当時)から出馬して初当選し、97年に民主党入り。04年7月から参院副議長を務め、今期限りでの引退を表明している。
角田氏の事務所は16日、「党群馬県参議院選挙区第1総支部、角田義一後援会もしくは(資金管理団体の)角田義一政治経済研究会について調査したところ、ご指摘の献金の入金の事実がありません。他の団体については、角田義一は分かりません」と文書でコメントを出した。
【杉本修作】
毎日新聞 2007年1月16日 15時00分