憂国新党を結成せよ!!!!!

日本という国は、現在は歴史的分岐点にある。

それは、世界の趨勢を見れば実によく理解出来る。

世界は、歴史の通則通り、政経権力構造パラダイムの大変革期に遭遇しているのだ。

先ず

1.アメリカの力の総合的低下である。

@膨大な貿易赤字の累積。

A世界最大の債務。

B中東処理の大失敗とイランの核保有。

C中国の歴史的台頭。

Dロシアの復権・帝国指向。

E石油価格暴騰による世界経済力学の変化。

Fサブプライムによる経済的重傷等々。

2.中国の経済・軍事の充実による世界覇権指向。

3.ロシア・プーチンの復権と帝国指向。

4.イランの核保有・イラク等中東の失敗。 

北朝鮮などアメリカは構っておられなくなっている。

ドルが安くなり、石油決済にドル使用をEUにシフトの兆候がある。 

このように見て来ると、アメリカの世紀の終焉の始まりと思えてくる。 

日本などには、気配り出来なくなりつつある。米国の民主党大統領が出現すれば日本などパッシングであろう。 

そこで、日本である、アメリカ一辺倒できた60年間、恰も属国の如くであり経済オンリーで過ごしたから、 

1,政治家の多くが著しく自主独立の覇気に欠け、程度が低く、上述のような世界的激動を控えておりながら、国家観に欠け、国民に訴えるものを持たない。

2,どの政党も緊張感に欠け、日本の前途を真剣に訴えない。私利私欲ばかりで、野党第一党の民主党小沢党首すら、私党的言動で、目先ばかり煽り、国益に反することばかり行っている。

3,日本は、国際的に、大きく遅れを取つつあるのだ。

4,福田総理は、かかる歴史的分岐点に日本が遭遇しているにも関わらず、施政方針演説等々で「国民に語るビジョン」すら持ち合わせていない。

5,福田総理のような「調整型宰相」では、時代に合わないのである。第一、国民に訴える「情熱がない、ビジョンが無い」。こんな総理では日本の前途は真っ暗である。

6,にも関わらず、政治家諸君は、立ち上がらない。何をしているのか。

7,国民も、孤島の島民の如く「惰眠」を貪るのみではないか。

8,このような時に、マスメディアも、「国家安全保障政策」の樹立していない民主党を政権党にすべく阿吽の呼吸で支援し、先ず参議院で民主党を大勝に誘導した。小沢民主党は、「左翼となり国民を目先の利益」で次の衆議院選挙で勝利し政権交代させようと誘導している。

9,政権交代で、さも国民が幸福になるような先入観を与えつつある。 

日本を憂う政治家・国民よ!

安全保障政策の欠如している「民主党」を勝利させてはならぬ。

国内問題なら私は不問に付すが、

中国に媚びたり、外交問題で近隣諸国に有利なことを発言する政党には、絶対に投票してはならない事を明記すべきである。 

今こそ、政界再編成に立ち上がれ!!!! 

衆議院選挙前に「新党」を立ち上げで野党を敗北に誘導せよ。

平沼議員を盟主に麻生議員、小泉議員、前原議員、稲田議員、中川議員、安倍議員などなど「憂国派」は、結集せよ!!!!! 

政治家が一番お粗末な日本だ!! 

平成20年1月20日 

徳永日本学研究所 代表 徳永圀典