121日 学びの大切さ

 此れ之を学に得しなり。凡そ学は必ず(ぎょう)を進むるを務む。心則ち(まど)うこと無し。()()春秋(しゅんじゅう)

 

 学問というものは、自分が天から、親から、自然に与えられておるものを発揮することである。だから、どうしても、実際生活にされを実践すべく努力するわけで、そうなると自ら「一誠万事」、「一心万変に応ず」で、だんだん惑いがにくなる。

 キリスト教界でも特異な存在として知らぬ者のないジプシー・スミスという大説教家があります。この人はもともと乞食少年であったが、13歳の時に「聖書」を読み発憤してああいう偉大な説教者になった。

 人の力・人格り力・学の力というものはそれくらい大きいのであります。 天地にかなう人間の生き方