熊野古道大辺路紀伊田原から那智・浜の王子まで

我々は、富田坂越えから始めて断続的に熊野古道の「大辺路」の踏破を企画して歩行してきた。遂に今回、目的の那智・浜の王子までを踏破することを得た。昔の人は、不便な時代に、こうして熊野信心の為に、遥々と京の都から、困難を重ねつつ熊野詣でをしたと思うと感激以外のなのものではない。今、改めて熊野信仰の偉大さを痛感している。我々は、残す所は、伊勢路のみとなった。これも踏破して昔人を偲びたいと思っている。残り15キロの紀伊田辺から富田は2月に予定し完全歩行達成する。

平成19年1月22日            熊野古道「全行程」一覧

ポイント 歩行タイム 休憩タイム ホームページ゜概況 備考
無量寺 串本町内、市街地の中。 熊野古道の一部。
平成19年1月23日
宿 am7:30 紀伊姫の宿。 タクシー利用。
左部のT字路 am7:50 前回の終点地。 田原川沿い。
正法寺 am8:05 am8:10 0:15 0:05 上田原の正法寺を通り左手の集落の中を約200米程度進む。 この寺の裏山は八郎山とは無関係、無人寺。
登山口 am8:15 0:05 寺の裏山は無関係、集落左手の山裾のフェンスが登山口。 道は確りした道、地元のボランティアのお蔭で道標は実に正確でしっかりしている。不安皆無。
八郎峠 am9:08 am9:10 0:53 0:02 地蔵あり、ここから南方向に向けて登山する。 少しの間だけ、きつい登りに大満足。
八郎山 
249.6米
am9:18 am9:25 0:08 0:07 岩場もあり三角の山だからきつい登り。いい山、眺望抜群。 気に入ったよ、八郎さん。
八郎峠 am9:35 0:10 ここから樹林帯。 地元の人が健康登山する山のようだ。
山麓の林道下山 am10:00 0:25 下山してやや歩くと、庄の部落、右手の田んぼの中を下和田方面に進む。 左手の小高い山裾を痛感する。
大泰寺 am10:35 0:35 立派な風格ある山門。明日は紀伊浦神からここまで歩行予定。 興味が湧き参道を上り本堂参拝。山門の風格の方が立派。
諏訪神社 am10:50 am10:58 0:15 0:08 ここで金柑を食べた。 少し休み愛宕梨食べる。
太田神社 am11:03 0:05 この前を通り左折して山中へ、しっかりした道で迷うことはない。 集落の山手にある。
市屋峠 am11:22 0:19 10分程度で峠。
与根河池 am11:40 0:18 水の枯れた池、近くの洒落たタワーはグリーンピアだが倒産している由。 ぐるりと回り、野鳥公園を通り谷に入る。危険な場所はとどこにもない。
二河峠 am11:45 0:05 地元のボランティアの方々が新しい二河峠の道標を建てる作業中 地元の人々のこの献身があるから我々は容易に歩行できる、有難う、感謝あるのみです。
諏訪神社 pm12:20 0:35 二河川に出るがこれまた地元の方の建設にかかる新しい桟橋を渡る。 その為に諏訪神社を廻らずに進むこととなつた。昔は少し上手から渡りそこが諏訪神社。
ゆかし潟 pm12:33 pm13:40 0:13 1:07 ゆりの山温泉。実に素晴らしい温泉、「この温泉はどれでも飲める」とある。珍しい、滾々と湧き出ている。感激の温泉。 休憩室でコーヒーを沸かし、ウドンの暖かいのを作り昼食。温泉の温度は38度とヌルイが温まる。いい温泉だ。
湯川トンネル左折 pm14:17 0:37 国道を歩く。トンネル手前ほ左折して、製材工場を通りぬける。 ここから登りの樹林帯、暗い山を登り下ると天満の市街地。
天満市街地下山 pm14:55 0:38 観光ホテルの建物山裾にある。 国道渡り天満神社へと進む。
天満神社 pm15:05 0:10 天満駅の前。 路地を左に通り抜ける。
汐入橋 pm15:15 0:10 再び国道に出る。 国道を横断して那智川沿いに上る。
川関橋 pm15:30 0:15 川沿いは散策道となつている。 大きな鯉が泳いでいる。大きなサギや鵜が魚を狙っていた。
地蔵 親友は記憶がいい。このこの地蔵を覚えていたのは感心した。 以前、浜の王子から那智山を目指したが私は忘れていた。
浜の王子 pm15:40 0:10 補陀落寺、熊野三山神社が美しい、満願の故か夕日の故か。 浜の王子社に礼拝、満願御礼の礼拝。
宿 pm16:00 勝浦湾の夜。
総歩行タイム
7時間50分
休憩タイム
1時間24分
実歩行タイム
6時間26分