第三の矢
第一の矢は金融政策、第二の矢は公共投資。
この間に第三の矢を放ち底上げしたいのだが不発であった。
成長のトレンドを持続し、実効性ある戦略を構築することが差し迫った最大の安倍内閣の政策課題。
日本は、生活の豊かさに直結する生産性という視点から見れば日本経済の底力は失われていない
アベノミックスの第三の矢は昨年は飛ばずじまい。
安倍内閣の第三の矢の中心は、
1.農業 2.各種サービス分野 3.社会福祉
これらの分野の生産性の引き上げに焦点が絞られる。
昨日、農協を任意団体にする方針との報道があった。
これにより消費者は安い生産物を手に入れることができ、農業生産性向上のインセンティブとなる。
第三の矢の一つであり大歓迎をしたい。
農業の生産人口 40万戸、200万人。農業の生産性は全体の生産性の三分の一でありこの政策は至当。
必ずやると思う。
アメリカの景気はいい。だが、金融政策、ドルの垂れ流しの縮小が始まることだから
新興国、ヨーロッパ、ロシア、と世界は難しい環境が見込まれる。チャイナもバブル崩壊が近いとされる。
予測は中々難しいのが実態である。
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典