名官房長官・菅義偉氏
歴史上最高の名官房長官であろう。戦前は総理大臣になった方々も多いが私は迫水久常氏をあげる。
近年は後藤田、梶山静六、野中、福田康夫とかを名官房長官と言ったらしいが、彼らは
「俺がいるから内閣がもつているとの意識と態度」の強さが印象深いし事実言動がそうであった。
だが、安倍内閣5年7か月の菅氏、どんな様子か。
一日、何度も総理室に出入りがあるが、その度に
「失礼しますと必ず一礼する」
7才下の総理に対して、「できないことです」
この人の気配りは凄い・・
1. 就任以来、一度も自宅に帰っていない。毎朝4時半起床、6時にSP、赤坂の議員宿舎から通勤している。
2. 野党の細野とか長島とかにも声かける。時に食事もする。
3. 携帯料40パーセント高いは、絶妙のタイミングでした。狙いが凄い、来年の消費税アップを睨んだものでしょうね、
内閣を裏で支え動かす献身的な優秀な人材がいなくては国家運営は難しいでしょうね。
現在は誰でしょうか。
人間ですから、会わないと疑心暗鬼が生じる。勝手に自分が思惑するからです、組織のトップになると実によくわかる。
現在の官邸のキーメンバーをご存知ですか。
安倍総理、菅官房長官、衆議院の西村康稔官房副長官、参議院の野上浩太郎官房副長官、事務方は警察庁からの杉田和博官房副長官、そして政務秘書の今井尚哉氏ですね、父上は新日鉄の元社長。
疑心暗鬼が生まれぬように配慮して
総理執務室で毎日15分から30分茶飲み会の名で意思疎通しているらしい。鉄の団結があるのですね。
要の菅氏が立派だからうまく行くのですね。
平成30年10月1日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典