産業安全保障に懸念
ツキディデスの罠という言葉が耳に入ってませんか。
古代ギリシャの歴史家です。
深刻な対立が予想されそうなアメリカと中国であります。
スパルタ教育という言葉はご存知と思う。
極めて厳格かつ過酷な訓練のこと。組織への忠誠心の涵養、軍事訓練、歌唱、舞踊等総合的な社会学習上。
スパルタは紀元前5世紀ギリシャの都市国家の名前。
新興国家アテネがスパルタに挑戦し戦争し深刻な対立を生んだ、それをツキディデスの罠という。
ツキディデスの罠という言葉が耳に入ってませんか。
古代ギリシャの歴史家の名前で、「深刻な対立」のことを言うようです。
深刻な対立が予想されそうなアメリカと中国であります。
昔から安全保障空間は「陸と海」でした。
第二次世界大戦では空が追加された。
21世紀は、この三つに「宇宙」と「サイバー」の五つになった。
この全てをネットワークで繋がねば国家防衛が出来ない。
このシステムを自動化する鍵が「人工頭脳」、AIですね。物とインターネットをつなぐIOTの技術。
産業競争力の鍵となる技術が安全保障上のキーとなる。
現在の中国とアメリカとの貿易戦争がそうですね。
21世紀の安全保障と産業競争力のキーである技術の中のロボット、IOT、ハイテク素材など日本の企業は優位性がある。
アメリカと中国の覇権闘争に、どう関係して行くのか心配します。
国家資本主義は効率がよいが怖い。
2025年には中国は「中国製造25」として製造業の強化を目標としている、難しい局面を迎えつつある。
平成30年10月1日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典