世界は静かにトランプに拍手している
トランプを悪しざまに言うアメリカの一部メディアがあるが、世界を俯瞰的に、知性的に観察している多くの国々の人は拍手していると思う。
それは、
1. ドイツを始めヨーロッパも
2. 勿論、韓国と北朝鮮を除きアジア諸国も、
3. 内心ではプーチンロシアも?
一、一対一で中国にケンカを打ってくれる国が当やっと登場したことだ。
二、最近まで、少なくともヨーロッパは中国が益々声高かに自己主張し、自国のマネーにものを言わせて地政学的圧力をかけ、西側技術を盗んできた。これで西側の姿勢・ムードが一変した。
三、だから、トランプの制裁関税は「理に叶って」いる。西側諸国は色々思惑もあろうが陰ではトランプを応援している点を評価しているのだ。全面的ではないがね中国を抑え込むチャンスと見ているようだ。
四、世界の企業は、利害関係が様々だが、米国中国の対立が深まり技術分野に波及しつつあるので、より打撃を中国は受ける。
五、中国が、約束を守らぬ、中国での事業展開で理不尽な政治的障害で知的財産を失った話題が多く不快感を味わってきたからだ。
六、習近平は、中国の傲慢な態度を批判する西側の力の顕在化で、やっと気づくのであろうか。それ程、傲慢な中国であった。
七、だから、日本に急接近しているのだ。日本は突き放したいが、安倍総理なら上手くやるのではないか。
平成30年10月1日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典