弓月が嶽と巻向川 万葉集
ここらは万葉集で馴染んだ懐かしい山と川に出あえる。巻向川のほとりから眺める度にこの歌を自然と口ずさむ。流動感、動的、律動、力感、ウワ-と心が動く。
あしひきの 山河の瀬の 鳴るなへに 弓(ゆ)月(つき)が嶽(たけ)に雲立ちわたる 柿本人麻呂万葉集1088