騒然としてきた日本

日本はユーラシア大陸から少し離れて、海に浮んでいる島国である。この日本に向けて朝鮮半島が一本の腕のように伸びている。

幕末から明治初期、欧米とロシアは植民地探しの最終局面で、中国は既に彼らの手中に落ちており日本近隣地域が狙われ白人が出没していた。これらの諸国は勿論、日本を狙っていた。

隣国の朝鮮半島はまさにロシアの手中に落ちんとしてしていた。それに危機を感じたイギリスが乗り出して日本は救われた事実がある。白人同士の利害衝突に日本は救われた。

ロシアの支配下に朝鮮半島が落ちておれば、ソ連化し朝鮮半島の人々は現代も更なる悲劇が続いたであろう。

朝鮮半島がロシアとなれば、日本攻撃の格好の拠点基地となる。日本には後背地が無いから自国の防衛が極めて困難であり明治人は肌感覚の危機を痛感したのである。

21世紀の現在は、当時の朝鮮半島と異なり力をつけている。それに中国が歴史的に台頭しており、日本は地勢的に格別に危険な隣国に囲まれることとなっている。

日本が大陸勢力に巻き込まれるとは中国の属領になる事を意味する。その中国は共産主義国である。

日本人よ、この現実を肌身で、想像力を発揮せよ。

時、恰も、福田政権、福田政権産みの親である古賀誠が勢力を増大し、隣国人に参政権を付与する勢力が急激に甦った。これらの勢力、即ち「人権勢力」が全国的に拡大している。勿論、民主党も含まれる。

反米思想を持つ小沢民主党は、日教組の勢力に蹂躙された政党、真に伝統的日本の為にならない勢力である。

日本は過去にない不穏な、騒然とした、忌々しき政治情勢となりつつある。

各地で人権派が妄動を開始し、意味不明の左翼思想・リベラル派は、この時ばかりと運動を開始している。

沖縄の11万人デモは実質的には1万8千人であった。これは克明に画像を数えた結果である。

左翼メデイア、リベラル派、バックに民主党・日教組・共産党の左翼が既に蠢動している。

ここぞとばかり、軟弱な福田政権の出現に小躍りしている反日勢力・民主党が見えてくる。

日本人よ、立ち上がれ! 

              平成19年10月18日  

          徳永日本学研究所 代表 徳永圀典