教育の原点
戦後の日本人は戦前の日本人と大きく変わった。それは戦後教育がアメリカ軍命令により戦前の教学教育・日本の伝統が総て排除されたからであることは自明のことである。
戦前の教育は「教学」中心であった。即ち徳育教育である。人間の根本そのものの教育であり全人教育である。
処が戦後は「科学オンリー」教育となった。
科学の科は、枝を意味する通り、枝葉の学問であり、学問の一部分に過ぎないのである。
しかも、科学は西洋的「唯物論」である。だから戦後思想は唯物万能になった、唯物だから、経済オンリー、マネーオンリーの社会になってしまった。
幾ら教育基本法が出来ても、それだけでは、どうにもならぬ。
人間を根本から良くするには「戦後の学問」を替えることしかない。
それは、「教学」即ち「徳育」、「全人教育」、分かり易く申せば「道徳教育」をしっかりやらねば、社会も国家も良くならないと言うことである。
平成19年10月1日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典