1027日 経済の真意

 経という字は織物の経糸(たていと)となって織物をおさめる。済は、穀物の穂が伸び整っているというのが元来の文字である。従って、済とは皆そろって瑞々(みずみず)しく成長している姿で、全ての関係者を揃って立派に伸ばすこと依怙贔屓(えこひいき)はいけない。満遍(まんべん)なく守り立てる意味であります。これが常に行われているのが「経済」です。従って、経済家とは、投機をやったり不正を働いたりするのではなく、常に変らぬ法則をもって、常に変らず人に対し、あらゆる関係者を公平に守り立ててゆくゆうな行為をする人のことであります。 運命を開く