徳永の管見 平成2710月度 

オバマ大統領

 アメリカ・オバマという人物はロシア、中国に完全に人物度量を見透かされている。世界に睨みが効かなくなったアメリカ・オバマだ。

 シリアのロシア空爆は完全にオバマが舐められている証左。中国・習の強気も然り。

だが、

ロシアの経済困窮度は酷い

 今年4月から9月の経済成長率はマイナス4.5%。

 中国軍事パレードに出席したが、原油はまだ高いと

 軽く購入契約不成立。日本は慌ててはいけない。

 

中国

 習・中国の訪米はローマ法王の陰に隠れ、サンザンであった。中国は世界の嫌われ者としてみなされた。

 経済は、低迷し、舵取り次第では崩壊との声もある。

 

韓国 自滅の道を進むのか?

 TPPが成立すると現時点(平成27104日午前6時現在)で前提とする。

 中国とのFTA?二国間協定に遠慮してTPP不参加の韓国は、輸出の壊滅的影響を受けよう。

 その中国経済は、韓国と競争するから自滅の道を韓国は進むのではないか。

 経済は、片思いでは駄目、韓国そして中国とも、日本のようにオリジナリティに欠けるから劣後の道を進む。

 大韓航空機、アシアナ航空機のパイロットがごつそり45人も中国航空機パイロットとして引き抜かれ韓国の飛行機は連度不足のパイロットが増えている。事故多発の遠因である。

 

アメリカ

 石油革命を興している。シェールオイルの増産で米国は原油輸入を3割減らした。これがサウジアラビア、ロシア、南米最大の原油生産国・ベネズエラを困窮させている。キューバがアメリカと復縁した背景である。米国経済の強さが際立ってきた

  米国は巨額の貿易赤字で悩んでいたが、このシェールオイルとシェールガスのお陰で、貿易黒字 国になることも夢ではなくなってきている

早期に正常な状況に戻そうとしている、米国は財政政策、金融政策も自分で管理し、正常化しようとすることができるのだ。 

TPP

 世界の4割を占める大経済圏、日本にも有利に作用しアベノミックスに貢献しよう。

 智将・甘利大臣、流石は武田信玄側近の先祖、アメリカのフロマンに、戦略的に、もっと良い

 やり方あると指摘した。これは今後の日米交渉の転機になるかもしれない。日本人を自信を持 てだ。

 

気骨溢れる戦後早々の日本人

戦後早々の傑出した人物を思う。

新幹線  島秀雄氏 中島飛行機世界が恐れたゼ戦闘機の技術を背景にした。

十河総裁 

白州次郎  吉田茂の右腕として進駐軍と互角。

松永安左衛門  電力の鬼は福沢桃介の弟子

財界四天王 桜田武 小林中 永野重雄 水野成夫

      堀田庄三

松永の師は福沢桃介  川上貞奴 

高橋是清の自伝

「出所行蔵 一に義を以て決す」

「力を以て立つ者は滅び 徳を以て立つ者は栄える」 

軟弱な最近の経営者、ひ弱な現代経済人。

 国家観が軟弱、基本は「国あっての個人」だ。

国を愛し守る気概がない戦後日本人だ。 

       平成27105 

   徳永日本学研究所 代表 徳永圀典