日本は「どうすべきか」       

初めに

韓国が先祖返りしつつある。韓国の歴史的本質は「事大」であり、中国の歴史的台頭により先祖返りするのは自明のことであろう。近年、アメリカを愚弄する事例が散見された、その兆候は近年見えていたのである。

その上に、北朝鮮は「核保有」であり韓国の文一派が、なりふり構わず朝鮮半島統一走るのは自然の趨勢であろう。

北朝鮮の思想・「チュチュ思想」が半島人にとり魅力的な主体思想なのである。

当然、北朝鮮が主体となる、歴史的に半島の主導勢力は高句麗、百済ではない。

彼らは歴史的チャンス到来と見ていましょう。

 

1.韓国は数年以内に北朝鮮と併合し、一国二制度となろう。

2.アメリカも韓国から軍隊を撤退するであろう。アメリカは徐々に移行する。

 

そうなれば、朝鮮半島は、「           

2000年の歴史上、初めて、大国の中国とか、ロシア、アメリカに対等の関係」となる。核保有のしからしむものである。

日本を格下に見る古代に先祖返りするであろう。そして「千年の恨」の仕返しをしてくるであろう。

北朝鮮は、地下資源大国であり、人件費は安く、経済成長が大きく期待できると言われる。

アメリカも内心それへの参画を狙ってくるであろう。

中国は当然だが、北朝鮮は、内心は中国の配下を抜けたいから、ここにアメリカとの関係をテコとして対中国政策を採るであろう。両天秤は彼らの本能的能力である。

彼らの成長の、金づるは日本である、日本を壊滅し敵にしたら金は出来ないから、「揺さぶり、狡猾な外交」、「脅し威嚇」で日本に対処して来るであろう。

 

調べてみました、

ドイツの人口は8200万、フランスは6200万、統一朝鮮は7600万、これは中々の中規模国家となります。

今後の東アジアの勢力図に大きな影響を与えます。力具合は未知数ですね。

 

然し、米中冷戦真っ只中、私は遅かれ早かれ米中経済戦争はアメリカの勝利でしょう。中国の強い経済成長も終わる。統一朝鮮が余りに中国寄りの態度を取れば半島の運命も暗いと思う。

第一、韓国は経済面で中国にキャッチアップされている。ここ十数年韓国は中国に物を売りまくって成長したが、もはや、韓国製品の技術は中国に追い抜かれつつある。韓国の成長エンジンは逆回転となってきつつある。

ウリ自慢の韓国が統一朝鮮となった勘違いしたら全ての国から見放されるでしょう。

統一朝鮮という民族の悲願が達成出来たとしても果たしてそれが自由を経験した韓国民の幸福となるか、後戻り不可能なことになるのではないか。

 

日本は、韓国は西側の国家ではないとの前提で日本は覚悟しその備えを構築しなくてはなるまい。

     令和元年107

 

徳永日本学研究所 代表 徳永圀典