浅間山　　百名山　長野県　小諸市

　　
　　　　　　　　　　　　　　車坂峠→表ルート→トーミ頭→草すべり→湯の平口→Ｊバンド
　　　　　　　　　　　　　　鋸岳→仙人岳→蛇骨岳→黒斑山(くろふやま)→トーミ頭→中ルート→車坂峠

快晴の朝、夜半には星が瞬いていた。ランプの宿の温泉は中々いいものだ。四阿山登山を終えて、一路、車坂峠へ。途中、浅間山山麓のチェリーパーク道路を行ったのだが、紅葉が真っ盛りでとても綺麗な紅葉樹林で、これまた大いに喜んだ。ランプの宿は大変に「もてなしの心」のある宿だと感心した。雲上の湯ももランプの湯も、硫黄泉でありいい湯であった。浅間山は現役火山であり、噴煙が常にあがっている。従って、入山制限があり、今回は規制２であり、前掛山へは禁止されており本山登山口までしか立ち入れないのでそこまでである。だが、黒斑山を浅間山扱いしているものと思われる。我々の希望は、噴煙をあげている本山の至近外輪山・前掛山であったが無理であった。
平成２０年１０月９日

ポイント 着 発 歩行タイム 休憩タイム ポイント概況 備考
高峰温泉・ランプの宿 ５：４０ 車坂峠Ｐーホテル前、着５：３０ まだ暗い、駐車可能を願いつつ。
車坂登山口ー表道 ５：４５ 薄暗い、白々と明けてきた。 さあ、頑張る、熊鈴とラジオ使用。
退避小屋 ６：３０ ６：３５ ０：４５ ０：０５ 石がゴロゴロと歩き難い。 霧が晴れて眺めがよくなる。
槍ヶ鞘 ６：５８ ０：２３ 険しい風景が見えてきた。
トーミの頭ー草すべり分岐 ７：１０ ７：１５ ０：１２ ０：０５ 恐いような岩場、切立っている。草すべりは大丈夫かと心配。 眼下の湯の平、前方に雄大な浅間山が見え、噴煙をあげている。
湯の平口 ７：４８ ７：５３ ０：３３ ０：０５ 草すべりは７０度もあろう下りである。ジグザグの道だが勾配はきつい。３０分で下った。慎重に歩むしかない。振り返れば、トーミの頭の屹立した岩峰。 湯の平口は、静かに樹林帯の鞍部、天狗山荘からの道と合流。静かな鞍部である。シラビなどの樹林が茂っている。
前掛山登山口 ８：１０ ０：１７ 鼻の悪い私でも、やや硫黄の匂いがした。 親友も僅かな匂いを確認した。
Ｊバンド下 ８：２０ ０：１０ Ｊバンドから蛇骨岳への凄まじい岩壁に圧倒される。山肌や山麓には所々赤の紅葉がありうつくしい。 山麓の紅葉と、岩肌のコントラストは、優大な屏風の絵の如し。
Ｊバンド上 ８：５３ ０：３３ 実に急登、ジグザグに進む。思ったより心配ない。 格別の危険は無い、上部は慎重に三点固定で進んだ。
鋸岳　　　２２５４米 ８：５７　 ０：０４ 眼下は凄い絶壁だ。足がすくむ 岩ばかりであり油断大敵。
仙人岳　２３１９米 ９：２２ ０：２５ 鋸だけより一段と屹立度がたかい。稜線の砂場の場所あり。 鋸岳は下から見ると、鋸の刃のようである。
蛇岳　　２３６６米 ９：３７ ０：１５ 稜線の狭い場所が切れ落ちており危険。 ここから急に樹林帯の中のみの歩行となる。
黒斑山　２４０４米 １０：０５ １０：２５ ０：２８ ０：２０ ここで、視界が開け、浅間山の展望地となる。 沢山の人々がいたが、生憎とガスで視界ゼロであった。
トーミ頭(中ルート) １０：４０ ０：１５ ここにも登山者が沢山いたが視界なくみな諦めていた。我々は早や立ちした為幸運であった。 中ルートに至る途中、小学校の生徒数十名登山中であった。
車山登山口 １１：５０ １：２５ １：１０ 中ルートは、樹林帯ばかりの道 崩落場所も過去のもので危険性はない。
総時間 ６：０５
休息時間 ０：３５
実歩行時間 ５：３０