大物主 三輪神社祭神
これは出雲大社の大国主神の別名である。 ここら辺に日本歴史の秘密が隠されていると思っている。 記紀の記述では、ある時、海に光が射し幸(さき)魂(たま)奇(くす)魂(たま)神が現れ、その言葉に従い大国主神を三輪山に祀ったとある。 これは三世紀中頃、出雲勢力が大和まで及んでいたことを証左するものてであろう。 記紀ではなく実際の神社の祭神を研究した伝承の世界は隠れた日本歴史の真実を解く手がかりとなるであろう。事実、三輪山山麓南東麓には出雲と言う地名さえ残っている。