胡錦涛と温家宝の呟き 

安倍総理をべた褒めしている胡錦涛と温家宝の呟きが聞こえる。 

@中々、いい男だな、柔和のようだが堂々としている。やはり貴公子で我々と違う、生来からしてトップの器量を備えている、位負けしてしまつたのは我々だ。

Aうーーん、安倍総理は、最近来た、民主党の小沢一郎とは、えらい人品骨柄が天と地の大差がある。民主党の小沢一郎は、心臓病みだな、いつどうなるか知れたものではないな。

Bそれに民主党の鳩山や菅直人なんて、安倍総理と比較したら、月とスッポン違いだ。彼らは卑屈な態度だったな、自民党の加藤紘一とか、野田とかみんな、我々に媚びて、物欲しそうで卑屈な連中ばかりだつたなあ。安倍総理は違うな。

C俺たちより、安倍総理は格段に若いなあ、俺たちが失脚しても、安倍総理は日本国民の七割の支持があるから、この男を敵に廻したら損するのは我々中国だ、ここは安倍総理を味方にしておいたほうがいいな。よーーし、安倍総理全面支持だ。都合が悪くなれば、また靖国問題でとっちめてやれば日本なんて甘いからな。

Dよーーし、中国共産党機関紙で、安倍総理を褒めちぎれ。機関紙に下記のように書くように命令する。

Eこうして見ると、田中角栄の娘は、やはり生まれが違うな、あれは柄の悪い女だつたな、我々の貧しい時代の上海の貧民街にあんなのがいたな。もうあの女と関係を絶つように対日政策責任者の唐かせんに厳命する。あれは馬鹿女だ。

Fそれにしても、鳩山由紀夫とか菅直人、魅力のない男だ、民主党はもう見放そう。

   

     「安倍氏賛美、小泉氏こき下ろし 中国メディア 」

 8日付の中国共産党機関紙・人民日報は「智者は勢いに従って事を謀る」と題して安倍晋三首相の訪中を論じる記事を掲載した。訪中を決断した安倍首相を「智者」と持ち上げて絶賛する一方、靖国神社参拝問題などで日中関係を悪化させた小泉純一郎前首相を「自己陶酔する独裁者」とこき下ろした。

 記事は「就任後わずか13日、日本の首相として史上初めて中国を最初の外遊先に選んだ」安倍首相の訪中を「氷を打ち砕く旅」と表現した。「安倍、小泉両氏はともに世襲議員で、同じ自民党の森派に所属、政策や主張は基本的に同じだ」と位置づける一方で、2人の違いを分析している。

 安倍首相は就任後、「靖国神社参拝について『政治や外交上の問題になることを望まない』立場をたびたび表明した」と紹介。その上で「『国家利益』よりも『心の問題』を優先する小泉前首相」と違って、安倍首相は「周りの意見を積極的に受け入れる」「国際情勢に順応できる」「智者」だと評価した。

 今回の訪中の決断について「アジア外交の改善という公約を果たすと同時に、小泉前首相が残した負の遺産を清算し、野党の攻撃も封じ込めることができる。まさに半分の力で2倍の効果を上げることができる」と、安倍首相を自国の政治家のように褒めたたえた。

 「人民日報」は中国共産党の中央宣伝部に直属し、自他ともに認める中国政府の「のどと舌」(代弁者)だが、今回のように外国の指導者を手放しで賛美するのは極めて異例。背景に、国民の反日感情をなだめて、日中首脳会談を決断した胡錦濤国家主席を援護射撃する狙いがありそうだ。――サンケイ新聞(10/08 21:21)

平成198109

徳永日本学研究所 代表 徳永圀典