意外に知らない尖閣問題の原因

1.   尖閣列島

元々れっきとした「完全有効な実効支配をしていたのは日本であった」

それが、なぜ、中国が問題化したのか。

その原因を作ったのが

田中角栄と言う馬鹿な総理であった。

完全有効支配をしている領土に就いて、他国の元首に「どうしましょうか」と持ち掛けたら、

「領有権を自分が疑問視したのと同然に思われる」のは当然である。

 

国交回復の北京で、角栄は周恩来首相に

「尖閣はどうしましょう」と持ち掛けた、日本の首相が領有権を自分で疑問視しているのと同然である。中国は、しめたと喜んだであろう。

 

周恩来は、歴戦の勇士、こういった

「その問題は次の世代に譲りましょう」と。

角栄は、その場を収めたつもりだったようだが、

軽率極まりない万死に値する発言である。

田中角栄の、

この軽率極まりない、「弱気」から出た発言を

理由の一つとして、中国の「後世代」は

尖閣の領有権を明らさまに主張して憚らないのである。     平成30101

     徳永日本学研究所 代表 徳永圀典