中宮寺 如意輪観音 菩薩半跏思惟像
当時一世を風靡した如意輪観音である。飛鳥彫刻の傑作と言う。弥勒菩薩のことである。 半跏とは片足を踏み下げる坐法をとる像、その上に物思いにふける姿が半跏思惟像である。思惟像として人気があった。 20代には、度々、分からぬままに御前で瞑想を試みたものだ。
みほとけの あごとひぢとに あまでらの
あさの ひかりの ともしきろかも
会津八一