日本は頼りにならぬ

どうやらアメリカは日本は頼りにならぬと見ているように思える。それは対極的な観点で世界、国際を見ることが出来ないからではないか。それは政府だけではない、国会議員・政治家そのものの平和ボケ、孤島民族的視野狭窄と狭量があるからではないか。

国益という安全保障をアメリカに依存してアメリカと対等にならうとするからである。六カ国協議を見ても日本は孤立している。視野狭窄により孤立し、不利な立場に益々追い込まれる。
与野党の政治家の見識の欠如に起因している。
 

弱小国・北朝鮮であれだけアメリカや中国を振り回すことが出来るのは、地政学を活用する、隣国に大国を持つ弱者の外交力の成果である。

元々、北朝鮮も韓国も外国の力により成立した国家である。

それが時代の変化で瀬戸際にきて、再び大国・中国・アメリカにより争奪戦が起きているように思える。
         平成19年11月1日 
           徳永日本学研究所 代表 徳永圀典