徳永の中国観察  11月例会

中国の時代は終わった 

1.   中国の時代は終わった。

シナに進出したヨーロッパ企業センター「EU商工会議所中国支部」が最近「シナの時代は終わった」との報告書を出している。

2014529日発表の同支部のレポートによると、在中国EU企業へのアンケート結果は「46パーセントのヨーロッパ企業人が、中国の時代は終わった」と回答している。

2.   中国進出は、ドイツと韓国を除き明白にマイナスである。

3.   シナのマンション空室

中国の南西大学の調査チームのレポートによると

  2011----空室率 20.6パーセント

  2013----    22.4パーセント

  ------4900万戸が無人、売れ残り350万戸

     実態はこの二倍と言われる。

4            住宅ローン残高

6740億ドル 687500億円

----住宅価格が30パーセント下落すれば、

  11.2パーセントのローンの焦げ付き発生と。

5. クレジットカード未払い急増中

  今年3月末で 4000億円 日々データー更新中

 

シナのデーテーは信用されておらず、某氏などは

空き家は1億戸以上

住宅の不良債権は最低で300兆円と踏んでいる。

 

中国農業銀行のチーフ・エコノミストの向松祖氏は

「中国4大銀行は金融危機の嵐に直面しており、中国で金融危機が発生する確率は60パーセント越えた」と警告している。

 

6.香港の大手ファンド・CLSAのレポート

 CLSAリサーチは調査能力定評がある。アメリカのウオールストリートジャーナル誌によれば、

過去5年間で新築マンションのうち売れたのは15パーセント、1020万戸の空室が生じている。これは12都市の609のプロジェクトを詳細に調べた結果である。

 

CLSAがこのデーターに基づき分析した処、

これらは国内総生産の20パーセントに匹敵すると。

 

中国の清華大学の李稲葵教授は

 「中国の商業銀行の倒産が始まるだろう」

  として三つの要因を挙げている。

1.   シャドーバンキング

2.   地方政府の融資平台の債務爆発

3.   私募債などの資産の証券化の不良債権化は時間の問題。

破局の予兆は多い中国経済。

この落ち目の中国に、

本格的に寄りかかろうとする韓国は

大いなる破滅の道を歩み始めたのではないか。