治病(ちびょう)
人(ひと)不善(ふぜん)を積むこと多くして心神鬱悸(しんしんうつき)す。 医家(いか)知らずして却(かえ)って草根(そうこん)樹皮(じゅひ)を以て之を治(ち)せんと欲するも難(かた)い哉(かな)。 只(ただ)当(まさ)に己(おのれ)に反(t5)り、過(あやまち)を改め、倫理を正し、恩義を厚くすべし。 此(かく)の如くんば乃(すなわ)ち薬なくして喜あり。
谷泰山
「おんにこにこ はらたつまいぞや そはか」 で行くのが最善、医道の真髄である。 安岡正篤先生の言葉