11月12日 父の存在とは

 家庭においても、子供は本能的にその「愛」を母に、その「敬」を父に自ら求めておる。父は子にとって本能的に「敬」の対象でなければならぬのです。言葉とか鞭で子供に対して要求したり説教したりする前に、父自身が子供から「敬」の対象たるにふさわしい存在たることが肝腎です。