徳永の「世界管見」

1.   後世の史家はどう言うのか

現在は、世界の大転換期なのかも知れない。

世界は大きな節目にいるのかもしれない。

2.   現代版「民族の大移動」

ヨーロッパへ大量の難民が流入している事実。

現代版「民族の大移動」であります。

かって、ゲルマン民族の大移動、を歴史で学んだ。

――これは4-5世紀、古代と中世の転換点。

ヨーロツパと北アフリカで発生したゲルマン人の大移動――

 --ドイツには二年間で100万人のイスラム教徒が

  入ってくる。

 民族が移動することで、時代が変わるのは歴史が証明しています。

後世の歴史家は「アラブ民族の大移動」と言うのか

或いは「イスラム教徒のヨーロツパ進出」なのか。

歴史に関心あるものとして興味津々。

それは、世界を見渡して

 1.中国が南シナ海からインド洋へ勢力拡大を企図。

  中国は、「近世最大の版図の清国を復元模索か」

 2.イスラムは2020年までに東はインドから西は

  スペインまで取り戻すと称している。過去のイスラムの栄光を取り戻すの発想。オスマン帝国の再来か。

 3.ロシアのプーチンの動きも然り。

---過去の栄光よ、もう一度の動きが世界に見られる

3.   世界の大転換点の現在

世界は、明白に「不安定化」している。

それは、

冷戦後のアメリカ一極支配が崩れつつあるからだ。

パワーバランスが崩れてきた。世界各地で、紛争が勃発し、破綻国家や無政府地帯が拡大しつつある。そうした地域では武装組織が勢力を伸ばして、世界の混乱に一層拍車がかかっている。

4.   日本は、余ほどしっかり自国の安全を対策しなくてはならぬ。

島国日本の住民は、本当に、平和ボケだ。

危機に直面しなくては目覚めぬ民族性がある。

情けない民主党はじめとしたオンチ政党ばかり。

5.   TPP交渉

甘利氏は流石の交渉力?民主党にはいない。 

6.   民主党岡田クン

米国は岡田に不信感を抱いている。共産党と共闘の論議すること事態、不見識、信用できない。

「世界の眼」に対する鈍感さ。

7.   中国に関して

1.   中国は資本主義のもたらす経済成長を望み、 その付随する不都合を捨てている。

2.   開かれた社会が創出する、生み出す技術とか革新を望みながら、資本主義の本質である、「知的自由」を国民に与えない。これでは、いびつな経済は無くならぬ。国際社会と円滑なる交流は所詮無理。中国の限界は見えていると私は確信する。

3.   具体的に観察したた事例を挙げてみよう。

中国の発表では今年1-9月期の輸入は−15

先進国統計らよると、その国の輸入高と国内総生産とは「正の相関関係」が存在している。

これを中国に当てはめると中国は−3%成長。

石平氏とか宮崎正弘氏の論説では来年は中国破綻と論陣を張っている。

 4.イギリスは、国家の重要基幹部門を中国に委任した。あの18世紀の産業革命発祥の国で、後進国しかも、自前の技術でないものを取り入れるとは、

  貧すれば鈍するか。中国の掌中に落ちた英国か、

 

安全保障に直結する原子力発電所の建設に、共産党独裁国家の企業を参加させることに合意したのだから。人民元建て国債の発行で、一時的に金融街シティーが潤ったとしても、英国の危機は深まった。
だが、英国メディアの多くが、経済最優先で中国にすり寄る自国政府に対して、「カネ、カネ、カネだ。モラルはない」「人権問題で極めて憂慮すべき中国と急速に距離を縮めていいのか」「米国の同盟国が、中国の特別な友人になれるのか」などと、大々的な批判を展開した、望みはある。

実利は貰うが実態は冷遇している、したたかな英国

   1.習近平スピーチ中の、うんざりした態度

   2.チャールズ皇太子欠席

   3.習近平と非礼な手袋のまま握手したエリザベス女王

   4.乾杯のワインはフランス産1989年 GRAVES 墓 というワインで天安門事件年

   5.下院議長のスピーチ、アウンサン女史の人権活動は素晴らしい、中国は人権の道徳的霊感を学べと。

実利と言えば

   アメリカにはボーイング9兆円

   イギリスには原発等  7兆円

   ドイツにはエアーバス130機 2兆円

いかにも中国らしい大判振る舞いだが

   アメリカには忌避されメンツ潰された。

   イギリスは裏で体面を保った。

中国は、日本を配下にしたいのが本心、日本が負けて

は聖徳太子以来の対等関係が崩壊し永遠に中国の柵

封下の韓国並みとなる、ここを日本人は確り自覚の必

要がある。

  

4.米ニューヨーク・タイムズや、英フィナンシャル・タイムズの東京支局長を歴任した、英国人ジャーナリスト、ヘンリー・S・ストークス氏が激白した。

習氏は、晩餐会で「中国の茶は英国人の生活に雅趣を添え、英国人が丹精を凝らして英国式の紅茶とした」とスピーチした。私はこのシーンをテレビで見て、「これは復讐だ」と直感した。

 英国は19世紀、綿製品をインドに輸出し、インドのアヘンを中国に売り付け、中国(=清)の茶を英国に輸入する「三角貿易」で莫大な利益を得ていた。中国はアヘンの蔓延で苦しみ、1840年6月にアヘン戦争が勃発した。英国はこれに圧勝し、香港を割譲させ、上海など5港を開港させた。以降、中国は半植民地化の道をたどった。

 習氏がスピーチに「紅茶」という言葉を入れたのは、わが母国に対する脅迫のようなものだ。大英帝国の「負の遺産」を女王陛下の前で持ち出して、「新中国」と称する中華帝国の皇帝を演じて、英国への復讐開始を淡々と述べたといえる。

 「中国は大英帝国に侵略された。今度は、中華帝国が世界に台頭する番だ」というのが、本音だろう。

また、晩餐会の赤ワインは“血”の匂いか、皮肉たっぷり無言の抵抗か 天安門事件と同じ1989年ものの赤ワインであったのは面白い。

 

5.            韓国は信用できない

 自らスワップの延長を拒否したこの2月だが、日本にスワップ協定を要請し始めた。馬鹿馬鹿しい韓国、まったく信用できぬ、ホツトケ!!!

 

      平成271028

   徳永日本学研究所 代表 徳永圀典