箕面山 秋・逍遥
一言で言えば、驚嘆という言葉しかない。私は箕面近くの宝塚・雲雀丘駅から6-7分の高台に数十年居住していたが、知らなかったのだ。箕面の滝に40年ぶりに、然も紅葉本番の季節に訪ねて「驚嘆」の言葉しか持たない。全山「楓」の紅葉樹林帯の広がる箕面山は実に見事なものであった。感動した。親友の知悉しているこの界隈を逍遥して本当に心打たれたのである。箕面の白島からすぐ「谷山尾根」を目指し登山した。箕面市街という都会から数分で一瞬にして、閑静な樹林帯が展開していた。先ずこれに驚いた。深山の中にある池のような雰囲気が既にそこにあった。一時間、谷山尾根を登り詰めて、勝尾寺の真紅の紅葉に圧倒された。境内の高台、静かな山麓の薬師堂裏手から60度の傾斜はある、道なき道を攀じ登り、同寺の開山・開成皇子の御陵前に出る。そこが最勝が峰。更に、箕面山から箕面滝へと逍遥したが、終始、古木の楓樹林帯、真紅やら黄色やらオレンジ色やら、全山紅葉に痺れたのであった。平成19年11月26日 曇
ポイント | 着 | 発 | 歩行タイム | 休憩タイム | ||
鳥取 | 6:39 | 新大阪着9:30−地下鉄発9:37 | 千里中央着9:50−白島老人ホーム着10:03 | |||
白島 | 10:03 | 直ぐ池があり桜の紅葉きれい。 | 都会から鄙びた山村に激変の山道 | |||
白姫神社 | 10:15 | 10:20 | 0:12 | 0:05 | 鄙びた祠あり。近くに薩摩池、新薩摩池、五藤池とあると親友が言う。 | 最早や深山幽谷にいる雰囲気、 |
三叉路 | 樹林帯の紅葉を楽しみつつ登る。 | ゆるやかだが、秋は一杯、閑静、大満足。 | ||||
石道標 | 11:03 | 右かちお寺とある道標。 | 昔は中山観音への道であった由。 | |||
しらみ地蔵 | 11:12 | 背丈が2米あるような石地蔵。 | 左手の道でないような道を進む。 | |||
町石道本道 | 11:21 | 外院からの本道に出た。 | 登りを窮め、勝尾寺へと下る。 | |||
勝尾寺 | 11:27 | 11:30 | 1:07 | 0:03 | あっと驚いた真紅の全山紅葉寺であった。賑やかな人、人、人・・。 | 400円の入場料も高くないと認識を改めた。 |
薬師堂 | 11:55 | 親友は、寺の裏手高台の観音様の静かな鎮座に心惹かれている。境内の本堂と人々の殷賑を静かに見つめる観音様に惹かれた親友も素晴らしい。感動した。 | その更に裏手に薬師堂、とても古い建物、その真裏から登ると云う。驚いた、傾斜は60度はあろうか。こんな急な坂はない所を攀じ登ること約10分で開成皇子陵前にポント出た。 | |||
開成皇子御陵 | 12:05 | 0:35 | 勝尾寺開山の祖と親友は教えてくれた。薬師堂は源頼朝寄進の由。 | 勝尾寺は名刹、本堂山門は豊臣秀頼の寄進という。 | ||
最勝が峰 540米 | 12:08 | 12:13 | 0:03 | 0:05 | 小さな道標が木に掲げられてあった。 | ここでお八つを食べた。 |
ビジターセンター | 12:50 | 13:15 | 0:37 | 0:25 | 周囲の景観を楽しみつつ。お昼をした。 | 広場は楓の大木が真紅に紅葉、惜しげもない箕面の紅葉に感謝。 |
箕面滝 | 14:05 | 14:10 | 0:50 | 0:05 | ビジターセンターから再び稜線へ。猿が全く出てこない、親友は自然に猿を返した政策によると、素晴らしいことだ。 | 途中の周辺の全山紅葉、みんな、とてもワンダフル、特に箕面の滝の上からの箕面山の紅葉、私は過去にこの様な紅葉は見たことが無く、究極の華麗なる全山紅葉である。 |
滝安寺 | 14:40 | 14:55 | 0:30 | 0:15 | 箕面川のハイキング道を歩行したから閑静であった。 | 楓の古木の紅葉樹林帯を満喫した。ありがとう。 |
箕面駅 | 15:10 | 0:15 | この駅近くまで紅葉の雰囲気。 | 忘れ難く、素晴らしい晩秋の一日となった。有難う、友よ。 | ||
総歩行時間 5:07 |
休憩時間 0:58 |
実歩行時間 4:09 |