偉大なる白川静氏と[お粗末校長連中」 

偉大なる白川静氏

偉人というべき人物である。流石に、どの新聞もかなり大きく記事を掲載している。 

それは、それで良い、興味を抱き感心する青少年も幾らかは現れるであろう。 

それにしても、痛感するのは、このような実に日本的な人間、お金ではない、コツコツと磨きあげる研究成果、文化勲章は受章しておられるが、どれ程の国民が、このお方を以前から詳しく知っていたのだろうかと疑問に思う。 

マスメディアの取り上げ方の貧困を指摘したいのだ。死去されてから報道するだけでは、なんともやりきれない。メデイアは、毎日、毎日、ロクでもない、報道ばかりしているではないか。しなくてもよい報道が多すぎるからそう思うのだ。 

つまらぬ報道ばかりしているが、そのような時間があれば、この白川氏に関する報道など、実に偉大な業績であり、多くの時間を割いて報道しておれば、どれだけ多くの青少年に励ましとなり、生きて行く支えとなるのではないか。日本人としての誇りを抱かせられる筈である。 

福井市で生まれ、洋服商の次男だが小学校卒業後、大阪の法律事務所の住み込みで働き夜学に通われ19歳で中学校を卒業。立命館夜間専門部で勉学。中学校教員しながら立命館法文学部に入学、同大学教授になられた。

 

一貫して漢学研究され、中国最古の文字の甲骨文字等を読み解かれ独自の文明論「白川文字学」を樹立されている。 

漢字の形や意味を系統的にまとめられた「字統」、漢字の訓読みが日本に定着する経緯を辿った「字訓」、更に集大成として漢和辞典「字通」の三部書を完成しておられる。 

孤高の碩学と言われるが、これは、このようなお方の業績を、象牙の塔の、机上の空論の多い、学閥、閨閥、金閥の名前だけの閉鎖したスクール閥の無能力学閥が敬遠したから、中々世間的に認めようとしなかったのである。

 

お粗末校長連中

閉鎖的なスクー閥、なあなあの無能力先生と言われるお粗末集団、いじめのあった学校の校長の「非社会性」、「管理能力皆無」、「人間性の欠如教師」。 

つまらぬ大学出ても、22歳の青二才から、先生、先生と言われて、30年、生活の苦労なしの大馬鹿だから、二転三転の回答する校長連中。 

管理能力皆無、教育委員会との「なれあい」が韓国などに「歴史教育」を圧力を受けてきているのだ。彼らに日本人としての意地とか精神がなく、押しまくられてきた結果が、今日の歴史問題に直結しているのだ。 

必須科目の歴史問題は、公文書偽造で検察の手入れをすべきである。 

お粗末メデイア

白川氏のような学者や人物こそ、メデイアが気がつき、早くからその然るべき存在を認めて良さそうなものである。それがメデイアの社会的使命でもあるはずだ。 

メデイアは、能力が低く、このような人材の発掘眼がないのだ。つまらぬことばかり報道しないで欲しいものだ。