聖徳太子と法隆寺・東大寺
奈良はやはりこの三つが鍵であろう。日本歴史文化の源流だ。 いまなお、厳粛なたたずまいが保たれて尊崇を集めている、素晴らしいことだ。 日本歴史は、日本文化は活き活きとしている。
また仏教は今日、日本的に神仏融合しその教義的裏づけとして本地(ほんじ)垂迹(すいじゃく)思想が出来上がっている。 仏教が朝廷に保護されたからであろう。 日本的である熊野権現と阿弥陀如来は同じとなり権現信仰となっている。 高野山でも神が境内に祭ってある。