責任をとらされるのは民だけではないか。

　
塩爺、元大蔵省である、財務大臣が銀行を揶揄したり非難している。少しハシャギスギだ。これは、少々おかしい、無責任だと思っている。今回のマネー敗戦の主たる原因は大蔵官僚が余りに民間銀行を縛りつけ金融の時代遅れの行政指導を50年間も強圧してきたのが遠因にあるからだ。大蔵省の若い銀行課長など地方銀行頭取を平気で立ったまま話を聞いて威張っていたものだ。箸の上げ下ろしまで銀行を縛りつけ、ノーパンシャブシャブをやっておりながら、平気の平左で今回の銀行断末魔にそ知らぬ顔どころか塩爺のように非難する。銀行の現在の所管は金融庁だから財務省は高見の見物が出来るのだ。塩爺は知ってか知らぬのか、監督官庁なら、あんな事は言えぬ。いい加減なものだ。財務省の次官やオービー等はセセラ笑っていよう。銀行は世間に対して発言しないし、おおくの庶民の預金を預かっているから、社会に対して弱みがある。何も対抗発言していない。発言して政治家や大蔵省のした事を、本当の真実真を暴露すればいいではないか。民が卑しいから、官の顔を立てすぎてそうなるが政府とか役所は決して責任を取らない。政治家もそうだ。これは、許せない。銀行よ、決起したらいい。

1.宮沢などは、クリントンやルービンやサマーズに恫喝されて国益を大きく損じた。凄んだら、直ぐ態度を豹変したと外国系ジャーナリズムは宮沢を嘲笑したのを忘れんぞ。

2.大和銀行が米国から閉鎖、撤退させられたのは大蔵省も同罪である。誰も責任を取っていない。民間は倒産するのだぞ、山一證券のように。あれも大蔵省は知ってないふりしていたんだろう。

3.東京電力とか、数年前の何とかいう原子力工場のズサンナ処理も政府は定期的に検査し監督していたのではないか。責任は無いのか。事故が発生してから点検し指導し偉そうに指導するなんて赤子でも出来る。
4.牛肉問題でも民間は責任取るが事態を知っていてお金を払った官僚は無罪でいいのか。馬鹿馬鹿しい。

バブル崩壊後のこのような事例を多見する。イザとなれば政治家も政府の当事者も地方の役所も一切責任を持たぬ。塩爺のように勝手に言いたい放題をする。民間から見れば腹立たしい限りではないか。行政の許認可権と監督権とは何なのか、責任はないのか。会社代表者を特別背任罪として逮捕するが、経済全体がデフレで大幅下降局面では大いにあり得る現実だ。経済総体の運営を誤った政府、日銀、政治家連中こそ国益背任罪として逮捕するべきだ。と言いたくなるではないか。国民はおとなし過ぎる。日本人よ、怒れ。そして決意しよう。

1.敗戦直後のつもりで胆を据えて再起を決意しよう。
2.そして、企業を立派に再生したら、無税のケイマン島とかに本社を移転し日本政府に納税をやめよう。と言いたくなるではないか。
3.政治家も政府も役所も信用するな。してはならない。
4.その為には、先ず、民も官に対して、物欲しい卑しさを捨てよ。第一、税金で食べさせている公僕連中に生意気な事を言われるのは本末転倒、国民が主権者の筈ではないか。頑張れ、民間。
5.銀行も民だし私企業だ、自分の銀行の為にやればいいのだ。こんなに不景気では企業が悪くなれば融資なんて出来る分けが無い。無理して貸すことはないぞ。融資が焦げつかないように頑張れ。