飛鳥文化

それは奈良時代の、古代日本の源流だ。592年、崇竣天皇が蘇我馬子の命を受けた刺客に殺された。馬子の専横を不快に思われた崇竣天皇、だが逆に殺された。馬子はライバルの物部氏を滅ぼし絶頂期で天皇も逆らえない。554年即位したのが崇竣天皇の姉の推古天皇、蘇我氏の血を引く最初の天皇。甥の聖徳太子を摂政にして冠位十二階、十七条の憲法、隋への使節団派遣等々、710年の平城遷都までの110年間を飛鳥時代であり前期が飛鳥文化である。