12月16日 大衆と民主主義
これからの民主主義というものは、大衆の中からいかにエリート、即ち英雄、このエリートを出して、これをいかに懸命に組織するか、これを有能に活用するかということだ。今の民主主義の一つの誤りは、大衆というものを錯覚して、大衆に迎合して、大衆を指導することを忘れ、大衆に指導されておる点がある。
民主主義もこれ以上、大衆というものに権力を持たせ、大衆に迎合したら滅びるということを、スペインのオルテガらの人々がはっきり言っております。
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