中国とロシア同盟が成立した

プーチンが、英国の新聞で、「自由主義は時代遅れだ」と嘲笑していました。自由主義世界秩序に対抗する「中ロ同盟」成立ですね。

中国は、南シナ海の大半を「中国の海」と主張し七つの人工島をつくった。

ロシアはクリミヤ半島を力で併合し、ウクライナ東部に対しても軍事的圧力を緩めない。

北京とモスクワは、共に「カネと力」しか信じない。

両国は、国内統治を優先して、人権を抑圧し、アメリカの影響力を弱体化させ、自由主義世界秩序を突き崩すことに共通の利害を持っています。

中ロ、初の合同軍事演習をバルト海で実施、さらに竹島の領域で中ロ爆撃機が領海侵犯飛行をした。

習主席は、プーチンを「親友」と呼んだ。中国とロシア枢軸は強化されています。

ユーラシア大陸の「二大国」がこれ程、接近したのは1950年以来のことであります。

今、中国は日本に異様に接近しています。習近平は、ロシアを疑似同盟に引き入れた、その手で、「日米同盟のり切り崩し」に狙いを絞っていると見ざるを得ない。中国は、対米覇権争い上で。「日本の戦略的価値」を見出しているのだ。

来年、国賓で習近平来日は、危険極まりない。もし、それまでに、中国が乱暴狼藉をして、国際世界かせ非難を浴びるようにことを仕出かして日本の国賓できたら目も当てられない。日本が中国を承認したことになる。

安倍内閣は吹っ飛ぶ。アメリカと険悪となる。

今、日本は、「日米欧」が同盟国総動員の体制を必要とする時であります。

       令和元年122

  徳永日本学研究所 代表 徳永圀典