1227日 万病根源は「怒り」その二

 既に西洋の進んだ医学者は、精神と肉体との間に非物質的な交互作用が行われており、例えば、肉体に対する情緒の反応を物質化して証明することに成功しておる。ワシントンの心理学者エルマー・ゲイツ氏は、汗と呼吸とについて、精神状態が肉体に及ぼす化学的変化を明らかにした。怒ると汗がひどく酸性になる。ゲイツ氏は、汗の化学的分析から情緒の表を作り上げた。また各精神状態はそれぞれ腺や内臓の活動に化学的変化を生じ、これによって作り出された異物を呼吸や発汗によって体外に排出することを証明した。