中国の海は「死の海」と国連発表 

国連環境計画―UNEP―は、この程、

中国の揚子江(長江)と、黄河の河口海域を、海中に生物が存在しない「死の区域」即ち、デス・エリアであると認定した。

これは中国の経済成長が「破滅」への段階へ進む予兆で、原因は中国人の道義の欠如に在り、やがてそれは全人類へと波及するものであろう。近隣諸国の被害普及から開始される。
財界が中国の経済成長を喜んでいるが、自らの首を絞めるものであることに気づかなくてはならぬ。国連の報告は次の通りである。
     平成18年12月4日 徳永日本学研究所 代表 徳永圀典
 

長江と黄河では、 

流域から化学肥料、糞尿、家庭雑排水が流れ込み、海中の栄養分が増えて藻類が異常に生長。 

さらに、空中の汚染物質も海に降り注ぎ、海中は低酸素、もしくは無酸素の状態だという。 

六月、長江の河口で海中酸素の欠乏により赤潮が一千平方キロの広さで発生、大量の魚が浮かびあがった。 

上海市当局は、沿岸部の魚介類を食べないよう市民に指示を出した。 

黄河の河口海域・渤海湾は内湾に近いため、状況はささらに深刻だ。 

重金属を含む工業系排水は毎年57億トン。 

国連環境計画―UNEPはこうした海洋汚染に警告を発し、抑制を勧告した。