民主党の左旋回

岡田幹事長の新進気鋭な真面目さは管直人よりいいと期待していた。寧ろ、彼ら民主党内の自民党よりの集団が独立すべきだというのが私の持論である。

先日、拉致被害者を、国家が帰すとか決めるべきでないと発言したのには驚いた。戦後の国家観が、野党第一党の幹事長でこの程度となるとこの世代の日本国民の国家主権に関する認識は非常に悪いと言わざるを得ない。

拉致されたとは、日本国の主権を侵害されたのであり、アメリカなら、イランでの事件のように、相手国に侵攻して被害者を連れ戻してよい性質のものである。

外交交渉に頼るのであれば、現状回復が最低の日本国矜持となる。それを熨斗をつけて、日本国が帰したら世界中のお笑い草となり、益々日本国は侮られる。

実に、民主党岡田幹事長の認識は甘い。安倍官房長官とか中山拉致被害者室長の態度こそ、当然の姿である。

矢張り、
管直人は旧、社会党一派と同心である。戦後このような国家にしたのは旧社会党を初め日教組一味である。
このような民主党に絶対に政権を持たせてはならないと国民は銘記すべきである。
           平成15年1月23日