戦争過剰放映は不要 3月24日サンケイ新聞談話室に掲載

イラク戦争が遂に始まった。NHKのニユース番組は延々2時間にわたって微に入り細に渡り戦争問題を放映する。瞬く間に来る次のニュース時間もイラク戦争放映。深夜も朝方までやっている。朝になると叉イラク戦争で同じ事の繰り返しに近い。

軍事評論家が頻繁に出演して見てきたような話をする。これはNHKに限らぬ、民放テレビも同様である。手回し良く、イラクを囲む周辺諸国に特派員が毎日レポートを送ってくる。

我々には、かかる必要以上の詳細な戦争放映は不要である。断乎として拒否したい、国民を軍事評論家にしたいのか、一般国民には、あんな過剰な戦争放映は不要である。いい加減にウンザリしている。

どうも、テレビは、戦争大好きなのであろう。彼らこそ、IT近代戦争でドンパチやればテレビ放映できるから騒いでいるのだ。

平和、平和と情緒的な記事を流すが、実は、テレビに都合のいい近代戦争の写真が欲しいのだ。実に無駄なテレビ放送である。

そうでなくては、あれだけ、一般番組という人間生活に必要な番組をカットし繰り延べできまい。

適時適切という事を知らぬ、バカなNHKテレビ、そして民放テレビ放送。日常的な大切な番組を延期したりカットするな、このバカなテレビども。ひどすぎるではないか。平成15年3月22日