関西百名山登山記録52 局ヶ岳
平成15年3月24日 曇
参加者 森川、清水、安東、高橋、長戸、徳永
今日の登山は、昨日からの雨が今朝も続いており、何時もなら中止する処ですがHHCに予約を入れて居る事でもあり、取敢えず千里中央に集合。天気も快復に向かっている事を確認。15名のツアーで三重県の関西百名山「局ヶ岳・標高1028m」に登山して来ました。こちらの山は矢張り大阪からは結構な距離で車で往復5時間掛かりました。
国道166号線を大和路から櫛田川沿いに伊勢路に入り、間もなく見られた「局ヶ岳」は、「局」と言う変わった名前(平安時代、宮中などに仕える女官)が、十二単衣を着て座っている姿に似ている如くの山形でありました。高見山地の東端の尖峰「局ヶ岳」は伊勢湾を航海した船乗りたちの目印であった白猪山や堀坂山と並ぶ伊勢三山の1つ。独特の鋭い山容は「伊勢の槍ヶ岳」とも呼ばれているとか。近畿縦貫から名阪の針ICで下車。道の駅「飯高駅」で車中昼食ー局ヶ岳神社の近くで下車ー登山口ー(旧登山道)―小峠ー局ヶ岳山頂ー(新登山道)―登山口。山道は良く整備され歩き易いが、途中は杉林や雑木林に囲まれ山頂まで殆ど展望がきかない。登山口から急坂で、標高差600mを殆ど一気に登ったため、私は最近の運動不足も有り途中2度ばかり足の筋肉に引き攣りを起こす。持参の「エアーサロンパス・EX」が効力を発揮してくれた。
山頂は晴天であれば、本来360度のパノラマであった筈であるが、今回は雲が多く誠に残念でありました。名峰高見山、三峰山は遥かなたに気高く眺望は出来ました。帰りは奈良県東吉野村の「たかすみの里」の「たかすみ温泉」で汗を流す。この温泉は何時も、土・日は1時間の待ちですが、今日はウイークディでもあり待ち時間なし。ヒノキ風呂、露天風呂は素晴らしい。露天風呂は少々の雨、雪でも情緒があリ入浴可。
飲食店は本日はお休み、酒類の販売は自販器で辛抱。2本のビールのお蔭で、帰りの車中は熟睡し疲れが取れました。(文責安東満雄氏)
俳句
森川 カタクリの若葉並びし局ヶ岳
清水 かれんなるカタクリ芽吹く春の山
つぼねとはなんのことかと孫の問い
安東 芽を吹きてカタクリの苗局ヶ岳
長戸 茶畑のかすむかなたに局ヶ岳
徳永 雑林落ち葉を踏むなそこにカタクリ
(編集責任徳永圀典)