日本喫緊の課題は国会議員の半減だ

不況は惨憺たる様相を示して来た。

1. 不良債権問題は、大蔵省、現財務省の、国益を真に追及しない施策の為に10年放置されたと言える。これは当然、政府与党に責任がある。野党も国会議員としての十分な責任がある。要するに、日本の指導者達の先見性の欠如と胆力欠如に起因する。メガバンクは、蓄積をはたいてしまった。此処までに至るも、いまだ抜本的解決策が講じられないないとは彼等政治家に能力がない証左である。
何度でも言う、

大銀行はこの10年間に、自分の資産を売却して65兆円を自己捻出し不良債権を処理している。バブルの放漫融資の償却は終わった後のものが多い。大銀行は、国家国民経済の皺寄せを受けるのは当然である。政府の政策出動の欠如、大蔵省の税制の後進性の為に、更にデフレを招き、不良債権は更に増え続けているのだ。究極的には銀行の預金量と同額まで不良債権は増え続けるあろう。これは、一に、国会、政府、大蔵省の責任であると断罪する。
 

2.  大企業も中小零細企業も不振に喘いでいる。与野党を問わぬ、問題議員続出、最近は、松浪議員のあのテイタラクは断じて許し難い。山崎自民党幹事長の女性問題は、情けない。国難といえる現状で与党としての指導力を発揮させていないではないか。一市井人になってから大いに女をやってくれと言いたい。国会議員連中は弛んでいる。

3. 一に国会議員達に責任を求めたい。民主党の菅直人、小沢一郎、彼等は日々何をしているのか。彼らは評論家のようで当事者意識がない。私党のような言動をしている。米国に比較して国会議員が多すぎる、国民の澎湃たる与論を喚起して、議員の半減を要求しよう。現代のノブレスオブリージュたる彼らこそ率先垂範すべきである。国会議員の半減を要求する。
明治維新は武士階級の身分放棄により、大維新が成功した。その轍を踏み国家の安泰の為に、税金で食べている連中、中でも国会議員が率先垂範し半減すれば平成大維新は成功するであろう。国民も納得し苦しさに耐えるであろう。安穏とした議員連中は国民の敵である。

4.  次に法律を変更して政府与党の交替時には、本省の課長補佐以上を解雇させたい。政権党に人事権を含む全権限を与えるべきである。中枢官僚は国益追及の敵である。

5.  外務省、特に最近の川口外務大臣は、矢張り現下の国際情勢では無理がある。拉致問題をテロと言わず、内部管理指導も威令を発揮できないでいる。外務官僚の限界が見えた、大臣を交代させるべきである。

実に厳しさのない議員連中国家中枢官僚である。彼等には身分に相応しい命懸けが足りない。こんな多数の税金泥棒は不要だ。国民は国会議員を初め市町村、県会議員の半減を要求しようではないか。
平成15年5月1日