秋田県副知事のパチンコ辞職事件

先般、秋田県の千葉副知事が、公用車でパチンコ店に乗りつけ、運転手を待たせたままでパチンコをしていた。同時刻に三陸南地震発生したが、そのままパチンコをして45分後に県庁に帰った。知事は海外出張中で災害対策本部長である。

実に馬鹿馬鹿しい類いである。こんな奴を副知事にするとは余程秋田県には人材が居ないのだ。税金でこんな連中を食わせていたとは。
そして、発覚した時の発言がマタマタお粗末である。「二度としない」である。阿呆ではないか、この男は。

この程度の男が県庁のナンバー・ツウ-とは、到底地方分権など恐ろしくて簡単には賛成できない。
結果的に辞職したが、青森県であったろうか、あのアルゼンチンの女に十数億円も貢いでいた県は。住宅供給公社の担当が年商の数分の一のお金を私腹して永年に渡り分からなかったのだから、
親方日の丸の税金泥棒公務員の上下とも仕事振りが分かろうとというものだ。

この程度の公務員を取り上げるのは本意ではない。然し多分に、
全国的に、このような感覚の公務員が多数同様な事をしているであろうし、していなくても、そのような意識しか持ち合わせていない幹部連中が多数いると思われるので取り上げた。

県民は、地方分権とか税金の地方委譲を前に、確りと監察機能を備えなくては、何をされるか分かったものじゃない。
公務員は、失業の不安のない存在で緊張感が足りない。民間も、地方新聞社も、鋭い目を注ぐ訓練をしなくてはならない。公務員は弛んでいる。
平成15年6月15日 徳永圀典