台風の最中の感動の宝剣岳登頂と千畳敷カール 岐阜県
     
宝剣岳--海抜2933米 木曾駒ケ岳海抜2956米

西日本には大型台風が吹き荒れているというのに、ここ千畳敷カールは風も雨も殆どなく平穏な日であった。宝剣山荘の女主人は今日は宝剣岳は「やめたほうがいいよ」と言う。至近までと言いつつ宝剣のような岩尖に次第に魅せられひきつけられて行く。遂にあの宝剣岳の尖塔のような頂上を極めることが出来た。万歳の三唱と歓声の声、下山してカールからお花畑を観賞しつつ極楽平に登り再び宝剣岳を仰いだ。大きな岩峰が霧の中に圧倒するような威容で屹立していた。感動と満足の一日であった。