月山会登山記録 番外編--裏六甲白水峡ルート探索行--

平成15年8月2日 土曜日 晴 阪急芦屋川駅9時30分集合
 参加者 森川・長戸・繁益

9.38有馬行バス乗車 10.05東お多福登山口下車 10.32-40土樋割峠休憩
11.00北山836米 11.30-50石宝殿870米昼食
12.00下山口発見 12.40白水山頂 13.15船坂谷出合 13.40船坂橋バス停
14.06宝塚行バス 14.30宝塚駅

裏六甲白水峡周辺の、六甲最高峰登山路を探索する目的で、月山会休会の8月を利用、山頂よりのルート探索を実施した。従って上よりは比較的楽なお多福山、土樋割峠、蛇谷北山コースをとる。

土曜日で芦屋川駅、東お多福山登山口共、多数の登山者が居たが、このコースは我々以外には中年の男性3人組のみで、山は森閑として、梅雨時の水分をたっぷり含んだ、緑のカーテンに覆われていた。

石宝殿を出発して、後鉢巻山旧自動車道(地震でトンネルに替わり廃道)に入り、下山口を探す。神戸市・西宮市の境界標識の下のガードレールの継ぎ目に、小さな「白水山」の標識を発見。
月山会の黄色のテープを貼って出発点とする。

ここから熊笹に覆われた、人一人がやっとの細い登山道だったが、所々古いテープが残されていたので、踏跡を辿ればまが下山可能と判断した。尾根伝いの上り下りはさして急傾斜もなく、山深い古道を歩く昔の修験者の様な気分で、緑濃き自然林の美しさに押し包まれ、山歩きの幸福感がひしひしと迫る。

12時40分、突然「白水山頂772米」の木札が目についた。ここで「十八町尾根コース」を知らぬ間に外れ、「白水尾根コース」を下って来たことが判明。後戻りする訳にも行かず、白水山ルートを下山することとし、山頂に「月山会」の黄色テープを記念に残した。

13時15分船坂谷出合(490米)を経て、13.40船坂橋バス停に到着。14.06宝塚行きバスで14.30宝塚に到着。早速生ビールで乾杯。その美味しかったこと。!

主目的「十八町尾根」探索は失敗したが、同じ古い登山ルート「白水山尾根」を踏破したのでまずまずの達成感を得ることが出来た。後刻地図を仔細に調べた結果、下山口が50米ほど西寄りにもう一ヶ所あったことが判明。次の機会に再度トライしたいと思っている。(文責 繁益幸雄)
 編集責任 徳永圀典 平成15年8月19日