これで政権交代とはオコガマシイ民主党

華々しくと言ってあげたいけど、民主党と自民党の、まさに選挙対策用の合併は株価で言えば失望売りだね。

清新で真のリーダーを思わせる胆識ある自民党の安倍幹事長の出現で、あの胡散臭い小沢一郎とか、文句たれの菅直人の、裏でコソコソやっているようなイメージの連中は、薄汚れて見える、もう投売り株だね。
菅直人でも、羽田でも、息子を国会議員に立候補させると言うのだよ、自民党を責めるけど、どうしてどうして一緒じゃないか。議員になると庶民感覚が消滅するのだな菅君。
第一、民主党前代表のあの鳩山由紀夫でさえ、批判しているのだ。当然であろう。
なぜか、

政権公約と立派そうに言うが

1.安全保障という国家最大の問題に関して、「2005年中に防衛構想を策定する」という。北朝鮮問題の最中では、これは逃げと同義語である。陸上自衛隊の削減、ミサイル防衛力の向上、とか単なる言葉の羅列で政権党たらんとすとは、お粗末と無責任であり、国民を欺き国民に対して実に不誠実である。これで、有事法制を論じなくてはならぬ臨時国会で討論可能なのか、軸足が確立していないではないか。馬鹿馬鹿しい。

2.イラク問題でも、民主党はアメリカを批判し政権を獲得したらイラクに自衛隊を派遣しないとまで言う。イラク派遣は国益に適うものであるではないか。自党内の意見が集約できないような政党には絶対政権を与えてはなるまい。

3.経済政策では、内需拡大とか、公共事業削減で歳出見直しというが、財源が不明確でインチキである。

4.憲法改正問題が先送りされているのは卑怯であろう。

5.消費税問題も先送りしている。

真に、日本国の未来を考える政党なら、野党こそ、堂々と日本の本質的問題を真正面から取り上げてこそ、信頼が得られるのだという事がわからない程度の民主党の菅直人であり小沢一郎で、彼らの野合に過ぎない選挙対策であると断定する。
平成15年9月25日  徳永圀典