政治家の勇気と気概の欠如が内政干渉を齎す

中国共産党首脳が、小泉総理の靖国参りを批判する。森前総理が台湾を訪問するのに不愉快だと言う。
自民党の額賀政調会長と、公明党の北側氏が今回訪中して小言を聞かされている。
民主党の菅直人党首と岡田幹事長は、訪中してまで、ゴマをすり、日本国総理の悪口を中国首脳に言う。

相手の国に行きてまで、お世辞やら、オベツカを言う。

なぜ、その場で、即座に毅然としとて、「
内政干渉をお断りする」といわぬのか。
その場で、「
津軽海峡、薩摩沖の領海侵犯、尖閣列島の侵犯を直ちに中止せよ」とか
核保有を停止して貰いたい、ミサイルを日本に照準しているのは友好国でない。国民に反日教育を中止せよ」更に
「核保有国にはOECD援助を来年から停止させてもらう」と一度でも言ったのか。
言ってくれよ。

すべての議員諸君、大臣、官僚に言う。このような発言をしたとは一度も聞いたことがない。マスメディアもそれを主張しないのは、何故か。マスメディアサイドの理由は、来る4月の日本海新聞潮流に寄稿して発表する。ここに日本が内政干渉される
唯一の原因があるのだ。それとも、彼等に女性問題とか金銭問題とか、利権で弱みを握られているのか。それらを国家、国民の為にやるのが国会議員の主要な責任である。

一体全体、日本の政治をやる連中は、
歴史問題で堂々と、丁々発止と議論できないのか。歴史問題の反論をしないのか。多少は知っているのであろうが、要するに日本の議員連中には、誇りがないか、勇気が無いのであろう。これはアメリカ相手にマネー戦争で、恫喝されてアメリカの言いなりになった大臣とか大蔵官僚にも言えることだ。ここに日本の国益損失の隠れた事実がある。

政治家は命懸けで国益と日本国の矜持をの為に戦って貰わなくてはならぬ。中国は、日本国民が反発しても、
日本政府と議員連中さえ豪華に接待しておけば、いいなりになるから、何時までもこうしてやられるのだ。それとも橋本元総理のように女性問題をかかえていて言えないのか。
大いに論戦せよ、命懸けでやれ、政治家諸君。

軟弱な精神と姿勢だから、他国に侮られるのだ。中国、韓国、北朝鮮には特に酷すぎる。
平成16年1月11日  徳永圀典