重ねて、堤義明とコクドを断罪する

私は、毎朝、市内の有名コーヒー店に通い、大抵の新聞を読む。勿論、自宅購読の三紙以外である。インターネット新聞も日本のみでなく色々と眼を通す。時には、自宅から3分の鳥取県立図書館で新聞、雑誌も多く読む。一応の情報は全般的に網羅可能の環境にある。

今回の
クド・堤義明事件は、流石に、呆れ果てたのであろう、各新聞・通信社ともコクドと堤義明を断罪している。これは当然のことである。西部グループの総帥として堤義明は、この犯罪に対して全責任を背負わなくては社会が、最早許さない。
あの倣岸不遜の堤義明は、この悪事の総決算をしなければ、全企業は存亡の危機に直面するであろう。皇室を利用したに等しいプリンスホテルと堤義明の悪質極まりない関与は徹底的に解明する社会的必然性がある。

それにしても、コクドも西部鉄道も零細個人商店ではないか。個人商店なら税務署がかなわないから帳簿もきちんとしているであろう。この西部鉄道とコクドの関係は、幽霊個人株主を1000人以上作り、配当5億円をコクドに支払っていたのだから会社ぐるみの犯罪でなくてなんであろう。堤が知らぬとは言わせない。いかに堤義明が反社会的な人物であるかを証明している。知らぬと言わせてはならぬ。

東京証券取引所の証券監視委員会が調査している由であるが、このような犯罪をする企業経営者を不問に付したら、日本の法秩序が崩壊するし、国際的に日本市場の不信を招くことは必定である。
ここは検察当局が、きちんと、堤を事情聴取し毅然と対処しなくてはならぬ。

堤義明は、古くから、グループの持ち株会社であるコクドに資産を統合し、負債も増やして全く利益をあげないで、土地の含み益等を増大してきた企業で、非近代的操作をしていたのである。コクドは全く納税しないので有名であった。将に、闇のコクドはブラック・ボックス、君臨する堤は闇の帝王であった。政界にも影響力が及んでいた。

前近代的経営者の堤を暴け! 堤の仮面を剥いでしまえ。

この際、徹底的に検察・国税当局の出動を得て、大いにこの反社会的経営者と企業の断罪を再度求めるものである。
絶対に政治家が関与してはならぬ。させてはならぬ。
平成16年10月19日徳永圀典